徳川家康公ゆかりの地 出世の街 浜松

ゆかりの地めぐり

御殿場市

2023.06.16

静岡県御殿場市をご紹介します。
御殿場市は徳川家康公ゆかりの地です。

【家康公の御殿伝承地】
元和2年(1616)家康公が駿府と江戸の中間に休憩・宿泊のための「御殿」を作ったという伝承があり「御殿場」の地名が生まれました。家康公は御殿の完成を待たずに亡くなり御殿を実際に使ったのは小田原藩主でしたが、全国から集められた職人や商人が住む御殿新町が作られ、小田原藩が富士登山客をこの地を通るように決めたことから、にぎわうようになりました。

「御殿場発祥の地」石碑:静岡県御殿場市御殿場190-2

跡地には、吾妻神社や県立御殿場高校が建っています。吾妻神社は「東照大権現」(家康公の神号)が合祀されており、15代将軍であった徳川慶喜公揮毫の額などが残されています。

吾妻神社:静岡県御殿場市御殿場190-2

【深沢城跡】
深沢城は戦国時代に今川氏が築城したと伝わりますが、明確な記録は残っていません。北条氏の支城として、黄八幡で有名な北条綱成が城主であった時期もあります。駿河・甲斐・相模の境界地帯の城として、北条氏と武田氏が争奪戦を繰り返しますが、武田氏滅亡後は北条氏への備えとして徳川氏の城となり、北条氏滅亡後、廃城となりました。

深沢城跡:静岡県御殿場市深沢604外